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水谷豊ファンブログ/ココロユタカニ。

水谷豊さんのファンブログです。データ収集は時間がないので休止中です。

相棒7ー7 最後の砦

通り魔事件の被疑者・辻正巳を取調べ中にその被疑者が死亡した。取調べを行った野村修司は暴力的な取調べはしていなかったといい裁判員制度に向けて配置された監督官の下柳努もその様子を一部始終見ていたが取調べは通常通り行われたと証言した。上層部は事件性がない事を証明させる為に検視官を送り込もうとするが先に小野田から話を聞いた右京が遺体を検視。死亡した被疑者の体には新しくついたと見られる傷が見つかり事件性ありと見た右京と薫は事件を調べ始めた。資料や話を聞くうちに任意の事情聴取を14時間連続で休みなく行っていたり任意同行でありながら被疑者を無理やり警察まで連れてきていたりと違法正が伺え捜査もズサンだった実態が明らかになっていくが野村も上層部も何もなかったと態度を変えず検視で問題なしとさせた上層部は解剖をしないうちに記者発表を行った。調べをするめるうちにバイクで犯行が行われていたハズの通り魔事件のタイヤ痕が証拠にあがっていない事を不審に思った右京は野村に聞くが2箇所あった現場のどちらからもタイヤ痕は検出されなかったという。しかし米沢の情報によりタイヤ痕が証拠にあった事が分かる。そのタイヤ痕を野村が隠蔽しようとしている所を伊丹と大河内が発見。全てを知っていた監督官に改めて話を聞こうとするが、本当の事を言っても上は喜ばない、何の為の監督官制度なのかと言い残し拳銃で自ら命を絶ってしまった。取調べ中に何があったのか、真実は閉ざされたまま・・・

キャスト
杉下右京【水谷 豊】、亀山薫【寺脇康文】
亀山美和子【鈴木砂羽】、宮部たまき【益戸育江】
伊丹憲一【川原和久】、三浦信輔【大谷亮介】
米沢守【六角精児】、芹沢慶二【山中崇史】
大河内春樹【神保悟志】、志水正義、久保田龍吉
内村莞爾【片桐竜次】、中園照生【小野了】
野村修司【金山一彦】、下柳努【鈴木浩介】
日下部裕【ムロツヨシ】
伊藤 紘、小出ミカ、ひたたら、山中達矢
窪田吾朗、斉藤祐一、山本直輝、松山尚子
東映アカデミー、芸優、放映プロジェクト、テアトルアカデミー
小野田公顕【岸部一徳】

スタッフ
【チーフプロデューサー】松本基弘(tv asahi)
【プロデューサー】伊東仁(tv asahi)、西平敦郎、土田真通(東映)
【脚本】櫻井武晴 【音楽】池 頼広
【撮影】会田正裕、中村耕太
【編集】只野信也
【照明】高橋道夫 【録音】渡会民雄
【VE】石川友一 【スクリプター】栗原節子
【選曲】team K  【MA】藤沢信介
【音響効果】大野義彦(大泉音映)
【EED】谷内和正
【美術】伊藤 茂 【装飾】田村康利(大晃商会)
【装置】紀和美建 【バイクスタント】アクティブ21
【車輌】ストロングワーク、マエダオート
【衣裳】岡本華菜子(東京衣裳)
【メイク】西島容子
【スタイリスト】斎藤真喜子
【殺陣】二家本辰己(日俳連・アクション部会)
【宣伝】蓮実理奈、大川 希(tv asahi)
【スチール】阿部昌弘
【タイトルバック】IXNO image LABORATORY 西龍
【編成】稲垣けんじ、西 勇哉(tv asahi)
【インターネット】小笠原克敏(tv asahi)
【助監督】安養寺 工 【進行主任】小松 功
【制作担当】今村勝範 【演技事務】清水亜紀
【仕上協力】東映ラボ・テック、TOVIC
【技術協力】アップサイド
【美術協力】高津装飾美術

【衣裳協力】
ワキタ、三松商事(株)、AVIREX、ALPHA INDUSTRIES
フレックスジャパン、TOYs McCOY PRODUCT、堀越ネクタイ

【装飾協力】
TOSHIBA、Daiohs.、エプソンダイレクト、OAランド、TOSOトーソー、タムラ厨房調理機、IWATSU、(株)警察時報社
株式会社日立ハイテクトレーディング、???、HAMILTON、SEIKO、マスダ、FESTINA、MARUI

【撮影協力】
敬心学園 臨床福祉専門学校、川崎マリエン、Kirara
アルフレッサ ホールディング株式会社

【撮影協力】
marantz、TAMURA、HAMILTON、Obra
SEIKO、マスダ、FESTINA、HIDEO WAKAMATSU、MARUI、ティエヌメディカル関東
和光市役所

???は不明箇所。

【監督】近藤俊明
【制作】tv asahi、東映
【視聴率】15.1%

放送日:2008/12/03
記録日:2008/12/12

ロケ地
■警視庁北川警察署=学校法人敬心学園 臨床福祉専門学校=東京都江東区塩浜2-22-10
□右京と小野田がお好み焼きを食べていた店=Kirara風月渋谷店=東京都渋谷区宇田川町12-9 JouLe SHIBUYA 8F
■右京と亀山が高梨加奈に話を聞きに行った公園=築地川銀座公園=東京都中央区築地1-13-20
□野村と右京が話していた公園。エンディングで右京と亀山が歩いていた東京タワーの見える公園=都立芝公園=東京都港区芝公園三丁目

“規律違反があったのに止めなかった事で事件が起こってしまったとしたら”という所からドンドンと膨らんでいく話。ドラマと現実が一緒になってるみたいな櫻井さんらしい警察や偉いさんの組織ネタ。そうネタ(笑)だけど重いのなぁ。裁判員の話を見てて新制度の話を見つけたのかな、監督官制度。全く知らなかったけど知らないではすまされないのですよねぇ。人の手が入る事によってどこまで信用できるのかと疑わしい点が出てきてしまうのは逃れようのない事実。長くなるけど録画の全提示が一番正しい情報として伝わってくるという事なんだろうな。本当の犯人を正しい刑で形で裁く事が大事なのだから、せめて正しい情報が欲しいとは思うが、でもそれには犯人を捕まえる上で不利になる事が多く警察としてはやりたくないと。言ってしまえば裁判すべてそうなのだろうけれど、この制度においても自分で正しいか正しくないのかを見極める必要があるのね。こういった新制度と警察の体質に加えて警察としての“相棒”という2人の関係、伊丹と三浦ペアの相棒も含めてあらわしてんのが面白かった。警察でありながら組織の圧力を唯一うけない部署。同じ警察でありながら圧力を受ける部署。警察とは何なのか。その差も、それぞれの考え方、対応の仕方の違いも見物だった。小野田と大河内の実力の差もな。組織にいてもそれぞれの位置と動き方がある。櫻井さんで一本、相棒の終りというのも書いてみて欲しかったなぁ。FNSと時間がかぶっていた事だけが惜しい今回の相棒だったよ。豊さんが出られるのは嬉しいのだけれど余韻まるつぶしがハンパなかった(笑)

小野田と右京
今回はお好み焼き屋かぁ。小野田が切ってるって事は小野田が焼いたのかな。
でここで小野田、監督官制度のテスト期間中に被疑者が死亡した話を
右京にしているわけだが、小野田曰くこれは「食事中の雑談
絶対嘘だ(キパッ)。たぁぬぅきぃめ~っ。
右京を自ら動かしたことで手を先にうっていたんだろうな。
後々分かるよりは今、分かった方が扱いやすいのも知っている。
小野田は時々情報漏らしにくるけど小野田も警察として
暴かれない罪が嫌だったりするんだろうか。
そんな小野田に対して大河内は時期またずして動こうとする。
警察の信用を得るためのいい機会だと。けれどそれは上に押さえつけられ埋もれてしまう。
ここが小野田と大河内の差、大河内と右京との差なんだな。
そしてそれよりもっと小さいのが無理やり隠蔽に持ち込む内村、か。
事件性がないことを証明するのが前提で送り込まれる検視官。
何も見ようとせず警察に有利な情報をもたらせる為。
他人のせいで責任取らされる側だから逃げたくはなるんだろうけれど。
警察とは何なのか右京は彼にも問いただして欲しい。
これだからずっとこの位置なんだろうなコノ人は。
そして中園さんも上にいけない(笑)使われすぎて会見するのに慣れてるもんなぁ。

大河内春樹
2時間スペシャルじゃないのに登場ってのも久しぶり?豪華だ~♪
そして今回は好きな大河内さんでよかった。カッコイイのと小野田にはまだ届かないところがイイッ。
君のように埋もれもせずって言われたところで俯いてる表情が可愛かった。
特命係にというか右京に情報貰って動いてるしな。結局、今期1話のアレは米沢にしか影響してないのね(笑)
下柳を調べる時の威圧感っぷりも良かった。
下柳が肝の小さいのがよく出ているのもあるけど大河内オーラがピカピカしてるッ。
そんな彼がすごく冷静に咎めるのが印象的だった。

あなたはどちらを向いて仕事をしていましたか?取調べ監督官は取り調べる警察官のためではなく取り調べられる被疑者のためにいるんですよ
何のためにあなたはいるのか分かっているのかと。
事情聴取が1日14時間行われていた事を知りこの制度が機能していなかった事を悟ったんだな。
でも下柳には『私も警察官ですから』と返されてしまう。
警察官だから警察官の立場で犯人を捕まえるためにはと見ていたという事だろうか。
そしてそこに仲間意識も加わっていたと。本当に何のための監督官制度なんだか。
大河内は問題を起こした警官も取り締まってきたはずだけど
この現状見て、一歩手前で食い止める機能が動かない事に右京のように
弁護士立会いや全録画をすすめ異論を唱えるではなく
事実を公表するべきだと小野田にアターックチャーンス!!
警察は公表していきますよとアピールする事によって警察が信頼できる組織だと印象づけ
使える機能だと世に知らしめ本来の機能を取り戻そうとしたって事か?
でも監督官が途中で止めなかった時点でこれはアウトだからやったらそこを叩かれたのかもしれないな。

下柳・しもやなぎ
いいキャラだったなぁ。すっごい気弱そうなのに皆に追い討ちかけられるように
ちょっとずつちょっとずつ重荷を背負わされていったのが分かった。
吐くシーンとか本気で可哀想でもう無理するな!って、鈴木浩介~!!となったよ(笑)
取り調べ中に起こった事を全部話してという亀山に『話しても上は喜ばない』という下柳。
これが全てで組織や体質が成り立ってしまっているんだな。
仲間と組織と自分の正義との立場で追い詰められていった男。
意味を成さない取調べ監督官。
「何のための監督官なんだ!」そう叫んで自殺したかれが痛々しかった。
板ばさみになっちゃったんだなぁ。でも右京の言うように隠蔽した事を隠蔽したのも
また警察官としてあるまじき行為だったんだよな。

米沢さん
大河内ににらまれないように米沢を気遣って
「勝手に見てしまったということで。」『勝手にみちゃってます。』
な、ほのぼの会話をしていたが密かに2回も凄い場面に登場した米沢ん。
1回目は思いっきりはきながら泣いている下柳に出会い
2回目はテレビを見て物凄い真剣な会話を始めた特命係の部屋に。
薫ちゃん、気を使っている気分でもなかったのだろうけどタイミング!!(笑)
大河内からの頼まれ鑑識作業に(大河内の電話番号知ってんのな!)
右京からの頼まれ作業にとても活躍の米沢さんでした。

イタミン
今回は伊丹VS亀山というのがなし。だがカッコイイ伊丹連発!
伊丹も正義の人なんだよなぁ。
辻正巳が本星だったら死ぬ前に自白した事にすれば
暴力的な取調べがなかった事の証明に繋がるからと
嘘をつく事前提で捜査をしろっていうのもだし
メンツだなんだで動かされるのも嫌いなんだろうね。
でもそのメンツのおかげでアナタ一回助かってますからねとは言えない言えない(苦笑)
前はこの内村にキレていたが今回は静かに、でも確実に沸点に近づいていて
イライラして不満げで静かぁなイタミンが印象的だった。不満たらたらなのな。
でも芹ちゃんはそんな先輩横に「鼻がききますねぇ~」といつもの軽い調子。
芹ちゃんはやっぱり大物だ・・・。
で、確実にぐつぐつと沸騰しそうなのを抑えていたイタミンだが
自分が報告していないのに記者発表が行われ、三浦が伊丹に断りなく内村に報告していた事で
プチッとキレ。
追いかける三浦パパの手を思いっきり振り払って
ここにも亀裂が!!!
初めて見た気がする。イタミンのこんな置いていかれた感じ。
どんな報告をしても同じだったんだ、形だけの捜査だったんだ。
三浦さんはもう立派に組織の人間としてやっていて、諦めもあって、伊丹のためもあって一人で報告?
それくらいわかれよ!
でも伊丹は分かっていても許せない、納得できない事がある。
この後、イタミンが一人で捜査しまさかの亀裂に驚いた。
でも下柳の自殺を見て自分が起こした行動でそうなってしまったのではと薫と同じく凹むイタミンに
お前は刑事だ、刑事として自分の仕事をしただけだ」と声をかけるのはやっぱり三浦で。
これに無言で去っていくイタミンだけど今度は三浦を拒否することなくて
2人の関係は戻ったと考えていいのかな。

大河内とイタミン
妙な組み合わせだけどいい意味で差のある組み合わせで良かった。
野村からイタミンに大河内さんが守られてるみたいなトコもあったけど(笑)
資料を隠蔽しようとしていた野村に対し
『お前みたいな警官がいると迷惑なんだよ!!』とキレるイタミンもカッコよかったよ。
しかしこの大河内の出番のタイミングが疑問。
ちょっと前にイタミンが特命係の会話を聞いて
そのあとすぐに右京が大河内に電話(仲良くしないんじゃなかったのか)
下柳が野村に接触して野村が資料をあさっている所でイタミンが登場。
モメ始めたところですぐに大河内も登場。
大河内さん来るの早くねぇ?!どこにいたんだ大河内。
そうか!きっと歩くのが速いんだな、きっとそうに違いない・・・

野村
急いで逮捕をしろと要求されていた為に無茶な捜査になったと言った野村に
『暴力的な取調べをした言い訳ですか』と右京が鋭いツッコミが入っていたけれど
この男も組織に挟まれていたんだな。
でも早期解決、警察の威信にかけて第3の被害者は出してはならない
といわれているのに捏造して別の人物捕まえたところで意味はない。
『犯人を捏造する必要があるのですか?』に同感だな。第3の被害者出ちゃうよ。
下柳の死を無駄にしたくないならあなたは変わるべきだと言う右京。
この言葉で野村は変わりかけていたのに結局上から諭され
母親からの電話もあり何も言えないまま変われないまま。
その報いがきたかのように次に降りた指令にぞっとした。
処分ではなく辞令として取調べ監督官に任命。
上は被疑者ではなく警察にとって良い監督官をつけたと思った。
こうしてまた繰り返されるかもしれない隠蔽が出来上がっていくんだな。
そしてそこで野村は苦しみ続けるしかないんだろう。

結局警察は自殺した男が取調べ監督官だったと一言も言わずに隠蔽。
だって警察はいつもそうでしょ?』さらりと出た小野田の言葉が恐ろしいなぁ~。
そしてそんな上層部に動かされている会見なれした男、中園照生。
『取調べ監督官制度が最後の砦となるであろう事をみなさんにお約束いたします。』
と、ふっ、よく言うよな演説っぷりが今日も絶好調です。
しかし、これは市民にとっての砦・監督官制度なのか、警察を守る砦なのか。
見る側で違う意味合いなんだな。そして市民は何も知らないままだ。

特命係
組織を守ろうとする警察官たちの中でも
『我々は我々の捜査を行うだけ』という組織に毒されない彼ららしい行動を見せた2人。
つぶされずに動いていく、これが大河内の言うところの奇跡な光景だよね。
でも真実を突き止める事で人を追い詰める事もあって
決して真実を出す事で全ての人が幸せにという図式ではなく
それを目の当たりにしなければならない。
警察だからしてはいけない事、警察だからしなければならない事がある。
どんな道でも突き進んでいく右京は「強いですね右京さんは、そして正しい。」と薫が評するとおりだと思う。
そしてそれに戸惑いながらも落ち込みながらも覚悟を決めてついていく薫もまた強いのだと思う。
事件が終り右京が違法捜査をしたらという右京の問いに答えを出した薫。
『そうしなきゃいけない事情があったんだってオレは考えると思います』
不正を正すのも仲間だとは思うのだがこれは右京相手だからなんだろうな。
きっと下柳のような仲間意識。
すべてを見ても右京の真直ぐさを選んだ薫。前シーズン6の終りの答えがここなのかな。
でも右京はこれに対して言う
『だとすれば諸刃の剣なのかもしれませんねぇ、警察官の仲間意識というものは』
これは否定なのか肯定なのか。どちらでもないのかもしれないな。
諸刃の剣、自分をも傷つけかねない刀。あなたも傷つけることになるのだと。
もう一人傷つくのは誰なのか。
ラスト『右京さんはオレの上司で、相棒ですから』にかけるように
相棒のオープニングテーマが入って終わりがこれもまた印象的で良かった。
ただアレンジ変えて欲しかったけど。
まるで一つの最終回を見てるみたいだ。いい余韻が残った。

メモ
◇小野田と右京、お好み焼き屋でお話。一つのお好み焼きを鉄板でやき分けて食べる右京たち。
◆取調べ監督官・・・取調べに規律違反がないか監視する警察官。来年の4月から施行される予定。テスト期間中。
↑取調べに違法制があれば取調べを中止できる権限を持っている。
◇検視官の資格を持っている。
◆辻正巳36才。308号室。昼夜逆転生活。ちょっと気持ち悪い。
◇警視庁北川署。大田区。下柳努巡査部長35歳
◆落語のCDをかえしにきた米沢さん。
◇重い空気のところに来ちゃった米沢さん。色々遭遇しすぎ(笑)
◆辻正巳が住んでいたマンション。GREEN HILL FUJIGAOKA
◇からまないイタミン。亀裂が入る三浦・伊丹。
◆強いですね右京さんは、そして正しい。by亀山
◇エンディングにオープニング曲。

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